働き方の多様化が進む現代、社内のコミュニケーションを活性化させる「懇親会」のあり方にも変化が求められています。これまでは「懇親会=居酒屋」というイメージが一般的でしたが、最近ではオフィスに料理やドリンクを届けてもらう「ケータリング」を利用した社内懇親会を選ぶ企業が急増しています。
「わざわざ居酒屋を予約するより、社内でケータリングを頼んだ方が楽だし、盛り上がる」
そう評価される背景には、一体どのような理由があるのでしょうか。今回は、弊社のお客様の声を参考に、幹事の方や総務担当者に向けて、会社の懇親会で居酒屋よりもケータリングが圧倒的に便利な理由を5つの視点から詳しく解説します。
居酒屋開催でよくある「幹事の悩み」
懇親会の幹事を任された際、居酒屋を選ぶと以下のようなトラブルや悩みに直面することが少なくありません。
- お店選びの難しさ
参加者の年齢層や好みに合わせるのが大変(お肉がいい、魚がいい、お酒の種類など)。
座敷がいい?テーブル?貸切の方がいい?挨拶やイベントで音響も必要?
色々考慮していると使える店はかなり限られてきて同じような店になりかねません。 - 予約人数の変動
当日や前日の急なキャンセル、逆に「やっぱり参加したい」という駆け込みへの対応で冷や汗をかく。
ケータリングでも人数の変動はありますが社内開催だと少し顔を出す程度や残業が終わってからでも時間内に参加できるなど全体の参加率は社外の店舗よりも圧倒的に向上します。 - 予算の超過
「飲み放題付きコース」にしたつもりが、個別の追加注文や延長料金で予算をオーバーしてしまう。
幹事の立場では予め承認を受けている予算があるのでなるべく変動してほしくない。
当日追加注文をしないことといった注意事項を出すのも社長・役員の前では言いにくい。 - 移動のロスタイム
若手社員から圧倒的に支持される理由がこれです。家と逆方向の駅で懇親会をされると移動も大変だし帰りも遅くなり。会社からお店までの移動で集団がはぐれたり、開始時間が遅れたりとあらかじめ決めていたことができなくなって尻すぼみの会になったり、店の延長料金がかかったりする。
これらの悩みを一挙に解決し、参加者の満足度も高められる選択肢こそが「ケータリング」です。
ケータリングが圧倒的に便利な5つの理由
では、なぜケータリングが居酒屋よりも便利だと言えるのか、具体的なメリットを見ていきましょう。
1. 移動時間ゼロ!業務終了後すぐにスタートできる「圧倒的なタイパ」
居酒屋で開催する場合、業務をキリの良いところで終わらせ、荷物をまとめてお店まで移動するというステップが発生します。j会社の近くの店であっても移動に15〜30分以上かかることも珍しくなく、近くにいい店がなく繁華街に出るようなであればなおさらです。懇親会のこの「移動時間」は参加者にとっても地味に負担となります。
数十名でも社員がいると家の方向もバラバラです。通勤時間が30分以上の社員が逆方向の駅で開催となれば相当な負担となってしまいます。
一方、ケータリングを使った社内懇親会であれば、移動時間はゼロです。
30名の会社が懇親会のために終業時間を30分早く切り上げたとすれば15時間分の業務時間が削られてしまいます。
見落とされがちですが全員が移動するということは見えないコストとなります。
会議室やリフレッシュスペースがそのまま会場になるため、18時に業務が終了すれば、18時5分には乾杯の音頭を取ることができます。ケータリングスタッフが決められた時間に料理やドリンクを並べて装飾まで済ませてくれているので幹事の負担も店舗開催とほとんど変わりません。
タイムパフォーマンス(タイパ)の向上
移動の手間を省くことで、仕事が忙しい社員も「少しだけ顔を出そう」という気持ちになりやすく、参加率の大幅な向上が期待できます。
懇親会の目的の一つに社員や部署間の円滑なコミュニケーションがあげられることが多いです。。
若手社員の立場としては懇親会が嫌いといっても、社内コミュニケーションをとりたくないということではなく、段取りの悪いダラダラした飲み会が嫌いという人も多いことを知っておくとよいかと思います。
2. 周囲に気を使わない「完全プライベート空間」で深い交流ができる
人気の居酒屋や金曜日の夜ともなれば、店内は他のお客様で満席になり、騒がしくなるのが常です。「周りの声がうるさくて、同じテーブルの人の話すら聞こえない」「会社の機密情報や、突っ込んだ仕事の話が漏れないか心配」と、ストレスを感じた経験はないでしょうか。
社内でのケータリング懇親会なら、そこは完全なプライベート空間です。
- 社長や役員、上司に挨拶をしてもらいたくても店舗だと誰が聞いているかわからないから難しいことが多い。
- 表彰式やねぎらいの言葉をかけたくてもプロジェクト名やクライアント名を出せないと伝わらないことも多い。
- 周囲の騒音に邪魔されず、お互いの声をしっかり聞き取れる。
- 他人の目を気にせず、社内ならではのフランクな会話やディープな仕事の相談ができる。
- 他部署のメンバーとも、席の移動が自由にできるため交流が深まりやすい。
居酒屋のように「席が固定されてしまい、2時間同じ人としか話せなかった」「若手社員と役員を同じ席にしたが恐縮しすぎて全く楽しめていなかった」「飲みの席で女性社員が気を使いすぎたり男性と距離が近すぎて居心地が悪い」という失敗が防げるのも、スペースを自由に使える社内開催ならではの魅力です。
その会話って店でしてもいいんでしたっけ?~コンプライアンスの側面~
ケータリングは業種問わずご利用いただいておりますが、金融機関や教育機関、行政などのお客様は特にプライベート空間であることにメリットを感じておられます。自社の近くで懇親会をするとクラインアント、生徒保護者、市民と誰が聞いているかわからない中で飲み会での会話がリスクとなりやすい業種となります。かといって、遠くの居酒屋だと上記のタイパの問題が・・・幹事の苦労が如実に出やすい業種です。
3. 「予算がブレない」!幹事を悩ませる追加料金やドタキャン問題を解決
幹事を最も悩ませるのが「お金」の管理です。居酒屋では、当日キャンセルの割り勘代を誰が持つのか、あるいは追加で頼んだ高額なお酒の支払いをどう精算するのかで揉めることがあります。
ケータリングの場合、料金システムが非常に明快です。一般的には「1人あたり〇〇円×人数分」の定額制プランが多く、料理と飲み放題がパッケージされています。
| 項目 | 居酒屋開催(一般的なケース) | ケータリング(社内開催) |
| 予算の確定タイミング | 会計が終わるまで不確定要素あり | 注文時点で総額がカチッと決まる |
| 追加注文による超過 | 単品注文の追加で予算オーバーの恐れ | 原則なし(事前に決めた量のみ) |
| 領収書の発行 | 当日のドタバタの中で受け取る | 事前決済や請求書払いが可能 |
また、企業によっては「経費」として落とすための手続き(請求書払い)が必要になりますが、多くのケータリング業者は法人向けの請求書払いに対応しています。当日に大金を持ち歩いたり、立て替えたりするリスクがないのも、幹事にとっては大きな安心材料です。
4. 途中参加・途中退出が自由!多様な働き方にフィットする柔軟性
「19時からの居酒屋には間に合わないから、今回は不参加で……」
「子供のお迎えがあるから、お店に行くと滞在時間が30分しかなくて申し訳ない……」
居酒屋での懇親会は、開始時間に縛られがちです。しかし、社内ケータリングであれば、遅れてきた人も自分のデスクからそのまま会場に合流できます。また、子育て中の社員や次の予定がある人も、自分の都合に合わせて「30分だけ参加して抜ける」という選択が気兼ねなく選べます。
このように「入退場が自由でカジュアルな雰囲気」を作れるため、多様なライフスタイルを持つ社員全員が疎外感なく参加できる、優しいイベントになります。
懇親会は業務時間ですか?
意外に多いこの問題ですが皆様の会社ではどうされていますか?もちろん強制参加の場合は基本的に業務時間扱いとなります。18時終業、19時から懇親会開始21時解散となった場合、全員を業務時間扱いとするとなかなかの残業代となります。
弊社のお客様を見ていてスムーズだなと感じる懇親会の例ですと、大阪市内の工場で梅田に出るには離れている企業様。社内ケータリングで18時から18時半までの30分だけ強制参加で業務時間扱い。15分ほど社長あいさつや表彰式、新入社員紹介から乾杯。そこから20時半までを自由参加としていました。
ほとんどの参加者は純粋に懇親会を楽しんでいて、30分経ったら仕事に戻る人、晩御飯としてしっかり飲み食いして30分~1時間ほどでさっと帰る人が少しいるような会でした。
参加や退出にストレスがないので社内アンケートでも懇親会を否定的にとらえている社員が少なく満足度が高い結果となっていました。
5. 会社の設備をフル活用!オリジナリティ溢れる企画や演出が可能
居酒屋の個室でもプロジェクターを借りられることはありますが、機材の調律がうまくいかなかったり、スクリーンが小さかったりといった制約があります。
社内の会議室であれば、普段から使い慣れている大型モニター、プロジェクター、音響設備をフル活用できます。
- 新入社員の紹介スライドを大画面で流す。
- ビンゴ大会やクイズ大会などの余興をスムーズに進行する。
- リモートワーク中の拠点や、海外オフィスのメンバーとZoomで繋いで同時中継する。
美味しいケータリングの料理をつまみながら、社内設備を活かしたオリジナルのプログラムを実施することで、単なる「飲み会」を超えた、エンターテインメント性の高い特別なイベントへと昇華させることができます。
ケータリング懇親会をさらに成功させるためのコツ
メリットの多いケータリングですが、より満足度を高めるために幹事として押さえておきたいポイントが2つあります。
配膳や片付けをお任せできるプランを選ぶ
「社内でやると、準備やゴミの片付けが面倒そう……」という懸念を抱く方もいるでしょう。そんな時は、スタッフが派遣されて、セッティングからゴミの回収・撤収までをすべて代行してくれる「フルサービス型」のケータリングを選ぶのがおすすめです。幹事も含めた全員が、最後までストレスフリーで楽しめます。
料理のバリエーションに配慮する
ケータリングを頼む際は、フィンガーフード(片手でつまめる料理)を中心にしつつ、男性社員が多いならボリュームのある肉料理、女性社員や健康志向の人が多いならサラダやベジタリアン対応メニューを混ぜるなど、参加者の属性に合わせたメニュー選定を行うと、さらに評価が高まります。
ケータリング業者の選び方の注意
ケータリングはキッチンから料理を外に持ち出して提供しています。気にしておきたいこととして①衛生面、②調理設備、③だれが作っているかです。
詳しくは別記事にまとめさせていただきますが、①温度管理や消毒体制が不十分、②キッチンが見えないためどんなところで作っているかわからない、③実は注文した業者が作っていなくてあっせんしただけなどが原因のトラブルも少なくありません。
プラスピートケータリングの運用では①調理した料理は菌が繁殖しない温度まで一気に下げます。料理を運ぶときは保冷車もしくは保冷コンテナで適切な温度管理をして移動、飲食のタイミングに合わせて常温に戻したり熱々の温製料理に加熱します。②衛生面も定期的に外部の衛生監査を入れて毎回満点のキッチン。ケータリングの現場でも菌に合わせてアルコールと次亜塩素酸の2種類の消毒液を常備しています。③自社製造で厨房設備は調理者以外が入らない完全に仕切られたケータリング専用キッチンで盛り付けスペースや冷蔵・冷凍保管庫含めて1000名規模の料理を作ることができる環境です。
ケータリング業者を検索した場合、まずは住所を検索してGoogleマップ等で確認してみてください。
関西エリアでも依頼する規模に合わない小規模店舗や、民家での料理教室の延長ということも少なくありません。
インスタがオシャレだけで決めてしまうことも少なくないかと思いますが、リスク回避としてご参考にしてください。
まとめ
会社の懇親会でケータリングを利用することは、単に「場所を居酒屋からオフィスに変える」だけではありません。
- 移動の無駄をなくす「タイパの良さ」
- 周囲を気にせず語り合える「圧倒的な居心地の良さ」
- 予算管理や手続きの「確実性と手軽さ」
これらをもたらし、参加者全員のエンゲージメントを高めるための非常に合理的な選択肢です。
次の懇親会や社内イベントの企画をお考えの際は、ぜひ居酒屋の予約ボタンを押す前に、オフィスを華やかなパーティー会場に変える「ケータリング」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。幹事としての株が上がるだけでなく、社内に新しい活気が生まれるはずです。





